個人事業主・自営業・ひとり起業家のための【ビジネスを成長させる外注の考え方】

「1人でやること多過ぎ」
「忙しすぎて、やりたいことができない」
「時間が足りなくて、これ以上依頼を受けられないよぉ~」
「どうしたらいいんだー」

と叫びたい個人事業主や自営業、ひとり起業家の方々。
叫ぶ前にこの記事を読んでみてください。きっと役に立つはずです!

目次

外注の考え方

この記事で触れたように、売上ごとに事業の課題は異なります。業種にもよりますが、年商700万円程度になると、「あれ!?1人でやること多過ぎない!?」と感じ始めるようになります。

ここで、道は2つに分かれます。


「いやいや、まだまだ。根性で乗り切ってやる」
「誰か他の人にお願いする方が手間だわ。自分でやった方が早いでしょ」
と言って、1人で必死に突き進むパターン。


「誰かに手伝ってほしいな~。お願いできる人をさがしてみよう」
と言って、外注や業務委託などを考え始めるパターン。

みんなさんはどちらを選びますか?

パターンA 「1人ブラック企業」

Aを選ぶと「1人ブラック企業」コースです。

上記の記事で触れた通り、過酷すぎて年商1500万円に届かないことがほとんどです。1000万円程度までは突き進めますが、あるところで足踏み状態になってしまうでしょう。
なにより、心身ともに疲弊してしまう可能性が非常に高いです。

せっかく事業が順調で、あなたのサービスを必要としている人がたくさんいる状況なので、事業を成長させて、その思いに応えるべくBのパターンを選択してみませんか?

パターンB 「タスクの一部を他の人にお願いする」

Bは自分1人でやっていることの一部を誰かにお願いしてみます。
「外注」「業務委託」「ビジネスパートナー」「従業員・アルバイトを雇う」などがそれにあたります。

「苦手な○○の仕事を外注してみよう」
「簡単な作業だけアルバイトさんを雇ってみよう」
という感じです。まずは、自分の苦手なタスクや簡単な作業をお願いしてみましょう。

例えばこんな感じ
  • 事務作業が苦手なので請求書や納品書、領収書の整理、経費の管理をお願いする
  • デザイン関係であれば「最初のラフ(おおまかなイメージ図)だけ」お願いしてみる

このように自分でやっていたタスクを他の人にお願いすることで、その時間を別のタスクに充てることができます。
もしも1人でやることが多すぎて、新たな依頼が受けられない状況だったなら、その状況を抜け出して新規依頼を受けられるようになります。
そうなると、さらなる売上アップにつながり「事業は成長し続ける」ことになりますね。

チームビルディングの必要性

売上で言うと、1人で年商1500万円を超えるのは難しいとお伝えしました。年商が1500万円以上になっている人は、きっとタスクを外注したり、従業員を雇ったりして、他の人にお願いしているのではないかと思います。
外注や業務委託を経験して軌道にのると事業は順調に成長しますが、実はこのまま成長し続けることはできません。

「タスクの一部をお願いする」では追いつかなくなるからです。
「複数のタスクを複数の人にお願いする」レベルに突入します。
さらに、今度は簡単な作業、自分の苦手なことにとどまらず、自分の得意であるタスクや、複雑な作業もお願いする必要がでてきます。

例えば
  1. デザイン関係であれば、動画制作に使用する背景画像を依頼する
  2. マーケティングであれば、最初のリサーチだけでなく、ターゲティングや商品企画もお願いする

といった感じになります。

本来であれば自分が得意とする分野であり「自分でやりたいタスク」ですが、1人では追いつかない状況のため、外注や業務委託でタスクを依頼することになります。
複数の人にタスクを依頼し、チームをつくって事業を展開するようになるので、「チームビルディング」が必要になります。

チームのメンバーがそれぞれの力を十分に発揮して期待通りの動きをしてくれるのか、そのための依頼仕方はどうしたらいいのか、外注業者との良い関係をどうやって維持していけばいいか、などなど考えて行動しなければならないことが増えます。経営者としての資質が問われるというわけです。

この壁を乗り越えることで、事業はさらなる成長を続けます。

外注してもうまくいかないことが多い
人にお願いするって簡単に言わないでよ
自分でやっていたことを人に頼むって難しい

という声が聞こえてきます…
確かにそうなんです…人にお願いすることには落とし穴もあるんです…
それについては別の記事にまとめたので参考にどうぞ!

ビジネスの成長とともにやり方も変える

「1人でやること多過ぎ!」

と悩み始めたなら、それはあなたのビジネスがたくさんの人から必要とされている証拠です。
そして、ビジネスが新たなステージに突入したサインでもあります。ステージが変われば、今までのやり方ではうまくいきません。新しいステージのやり方にシフトすることが大事なのです。ビジネスを成長させ、必要としている人にサービスが届くように新たなステージのやり方にシフトしましょう!

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