店舗の集客アイデア12選をオンライン・オフライン別に解説！

店舗の集客方法には種類があり、業種・業態に合ったものを取り入れていくことが大切です。

今回は、オンライン・オフライン別に店舗の集客アイデアについて12個紹介します。自店舗にとって効果的な集客アイデアを探している方、効率よく売上を伸ばしていきたい方は、ぜひ参考にしてください。

オンラインを活用した店舗集客アイデア

まずは、オンラインを活用した店舗の集客アイデアについて紹介します。

SEOサイト

SEOサイト（ホームページ・ブログ・LPなど）は、比較的広い業種において効果的な集客方法といえます。しっかりとSEO対策を行うことで高いアクセスが見込めるため、コストを抑えた集客が可能です。

しかし、SEO効果はすぐに現れないため、集客効果を感じられるまでに時間がかかることがデメリットとして挙げられます。また、必ずしも検索上位にヒットするとは限らず、状況に応じて改善していかなければなりません。

費用対効果を考えつつ、広告などと併用して活用していくことも方法の一つです。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、自社ではないサイトの運営者が集客活動を行ってくれる方法であり、成果報酬型であるためマイナスになりにくいことが特徴です。

ただし、地域特化タイプの店舗である場合は取り扱ってくれるサイトが少なく、集客効果を生み出しにくい方法といえます。

また、事実とは異なる情報が掲載されたり、広告費が安いとそもそも掲載されなかったりすることもあるため、特性を理解した上で活用することがポイントです。

Web広告

Web広告の具体的な施策として、リスティング広告やDSP広告などが挙げられます。ターゲットを絞って出稿し、ニーズにマッチする購買意欲の高いユーザーに情報を届けられることが特徴です。

ただし、広告をクリックした先のページが必要になるため、ホームページやランディングページ、ブログなどを持っていることが前提となります。また、広告の出稿をやめると集客効果はゼロになるため、常に一定のコストが必要です。

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップにあらかじめ登録しておいた店舗の情報を表示させることのできるツールです。無料で利用できるため、店舗運営者は必ず登録しておくようにしましょう。

ユーザーの現在地から近隣店舗や競合店舗を探している時に表示されやすいため、認知度を高めやすい手法として効果的です。

情報はこまめに更新し、いつでもユーザーが最新情報をキャッチできるようにしていきましょう。

ポータルサイトへの掲載

ポータルサイトの例として、食べログやホットペッパーなどが挙げられます。飲食店や美容サロンにおいて特に効果的であり、飲食店なら食べログやホットペッパー、美容サロンならホットペッパービューティーなど、既に集客力のあるサイトのパワーを活用できます。

集客効果が高い反面、出稿費用は高額になることが特徴です。そのため、ポータルサイトも活用しつつ、別の集客方法も取り入れてポータルサイトだけに依存しないようにしましょう。

店舗のアプリ

自店舗のアプリを活用することで、リピート顧客の獲得に高い効果が期待できます。

ホームページやブログでも新着情報を掲載できますが、アプリのプッシュ通知機能を使うことで、より多くの顧客に対してリーチできるようになります。また、顧客情報を管理し、それぞれの顧客に適した新着情報やクーポンを配布することも可能です。

注意点として、アプリには不具合が生じやすいため、開発や改善にかかるコストもあらかじめ予測しておくと良いでしょう。

SNS

SNSにはさまざまな種類があり、媒体によって適した業態やターゲット属性が異なります。代表的なツールとしては、TwitterやInstagram、LINE、Facebookなどが挙げられます。

特に若者向けのコンテンツとして有効である反面、リーチを増やすためには定期的な発信やキャンペーンの開催などでフォロワーを増やしていかなければなりません。そのためにはコストや労力が必要であり、長期的な視点で運用していくことが求められます。

SNSでは広告を出稿することもできるため、状況に応じてエリアやターゲットを絞った広告を活用してみても良いでしょう。

オフラインを活用した店舗集客アイデア

ここからは、オフラインを活用した店舗集客のアイデアについて紹介します。

DM・チラシ

DMやチラシは、受け取った顧客が興味を惹くようなデザイン・内容にすることで、高い反応率を得られる手法です。また、比較的低コストで運用できる集客方法でもあります。

とはいえ、配布したからといって見てもらえるとは限りません。チラシの出来栄えはもちろん、配布先や配布方法についても工夫することがポイントです。

紹介・口コミ

既存顧客による紹介や口コミからの来店も、集客アイデアの一つとして挙げられます。お金がかからず、確実に集客できる方法として効果的です。

また、第三者による意見は信頼されやすいため、来店率が高いことも特徴です。

口コミを効率的に集めるためには、直接投稿をお願いしたり、投稿者に特典を設けたりすると良いでしょう。

クーポンの発行

クーポンの発行はあらゆる店舗において効果的な集客方法であり、特に新規顧客の獲得に向いています。ただし、利用したいと思えるクーポンでなければ意味がないため、魅力的な内容にすることがポイントです。

また、クーポンの発行はオフラインだけでなくオンラインでも活用できる施策であるため、ほかの手法と組み合わせて使うこともおすすめです。

セミナー・イベント

セミナーやイベントは、実際にサービスを体験してもらうことで信頼を得やすい施策の一つです。新規顧客のリスト集めにおいて効果的であり、実際にメリットを感じてもらいやすい業種（整体や投資ノウハウなど）に向いています。

ただし、セミナーやイベントに集客する必要があるため、別の方法と併わせて活用することがおすすめです。

広告

オフラインの広告例として、路面看板や電車広告、ティッシュの裏面などの広告が挙げられます。

これらは多くの人に情報を届けられる手段ではありますが、場合によっては相当な費用がかかることもあるため、費用対効果を考えた上で活用する必要があります。また、低単価のエリアでは費用対効果が悪くなる場合があるため、実際に現地に赴いて判断することも大切です。

まとめ

今回は、店舗の集客アイデアとしてオンライン・オフラインごとに計12個を紹介しました。業種や業態によって相性があり、適した手法を取り入れることで効率的な集客が可能です。

それぞれで特徴が異なるため、自店舗に合った集客方法を探し、活用してみてください。